夜という異空間夜、ふと目を覚ます。 例えば、夢の中で何かに追われていたりして。 動悸がして、息苦しい 圧迫感 非現実的な感覚 そんなモノが一気に闇とともにまとわり付いてくる。 ここは、どこだろう。 私は自分がどこにいるのか、まして誰なのか暫し混乱する。 夜、という暗闇しかない空間の中で 私は手足をばたつかせて もがくしかないのだ。 まるで、まだ夢の中にいるかのように。